旅行・地域

本気になったら?

予備校じゃないほうの、京都市大原にいってきました。

左京区なんだけどね、大原ってメッチャ遠い。

三条河原町(市内)からバスで40分。周りは一面山々、

トレッキング目的の人たちが思いリュックを背負って、バスに集合してる。

大原にどうしてもいきたかった私。

それは、

野菜など食べ物が美味しいと聞いたから!(笑)

「京都~大原~三千院」という歌もあるぐらい、三千院は有名だが、

今回三千院はついで。

まずは、朝市。早朝から10時までしかやっていない、

「大原ふれあい朝市」へ。地元の農家がガレージみたいなところで

野菜を販売。豚汁や鮎の塩焼き、鯖寿司なども販売していて、

朝食をとっている人たちも。大雨だったが、結構なにぎわいをみせていた。

昔、仕事でオーストラリアのバロッサヴァレーというワインの産地に

仕事でいったとき、地元の醸造家に教えて貰った朝市に雰囲気が

似てる。規模はこちらのほうが小さいけど、いい意味でゆるーい感じなところ、

生活の一部なんだろうな~と感じさせるところがなんだかいい。

そこでは大葉春菊(120円)を購入、相方は鮎の塩焼きと鯖寿司を買って

早速朝食。

でね、朝市が終わったら今度は農産物直売所「旬菜市場」。「里の駅 大原」

というところにあります。市場のハシゴ

なんて、楽しくてしょうがないよう。

こちらでは朝10時まで限定で「朝がゆ」も販売。

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添え物の卵焼きが意外にヒット。薄い卵をくるくるっと

巻いてあるだけなんだけどね、卵の黄身が濃厚でよかった。

で肝心の市場は、無農薬・減農薬・有機の野菜が格安で売っている。

無農薬は日本ではJAS法で厳しい基準がなく、そのため

結局は各農家によってバラバラ。よって「無農薬ですよ!」とのふれこみは

少しマーケティング的なところがあるし、

普通に市内で買うとめちゃめちゃ高くて、ひねくれ者の私なんかは

ちょっと抵抗を感じちゃう。実際、おいしさは関係なくとにかく無農薬で体にはいい。

っていうのは、あまりにも食の楽しさを無視している気がすると思う。

やたら農薬を使うのはもちろんやだけど、無味なものをありがたがって食べるのは

嫌。なんだけど、ここの市場はとにかく安くて、とにかくおいしそうでね。

本当に京都市内の人が朝、車をぶっ飛ばして必要な野菜を調達するために

来てるっていう感じで、無農薬とかそういうのは二の次。

大根とか

人参とか一袋100円のものばかり。

いいな~、車があったら毎朝買いに来るのに。

で、購入したのは

トマト5個入り(200円)、

チャヤ(レタスのようなもの100円)、

にんにく(200円)、

しいたけ1袋(300円台)などなど。

しいたけは友達に連れて行って貰った滋賀の高島市の

直売所のほうが肉厚だったけど、こちらはこちらでおいしい。

あ~、直売所って大好きさ。

大根の葉っぱラブな私は最後まで後ろ髪引かれる思いだっだけど、

これから三千院にいくので、持参したエコバック一袋で収めた。

そして、その場で販売していた塩が殻にまぶされているゆで卵を

買って、旦那と食べた。おいしい。

ちなみに京都ではゆで卵のことを「にぬき」というみたい。

で、じっとりと暑いなかてくてくと三千院へ。

境内は苔に覆われて、なにやら神秘的な雰囲気。

お地蔵さんがいっぱいいます。手前のおじぞうさん、

「ふんふーん♪」と鼻歌が聞こえてきそう。

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三千院はあじさいでも有名で3,000株もあるとか。旦那は

「雨とあじさいとカタツムリのスリーショットが撮りたい」と

一所懸命、「カタツムリ、カタツムリ」と探していましたが見つからず。

三千院に入る前でみた、小さなカタツムリをモデルにお連れすれば

よかった?(笑)

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三千院付近の店でスイーツを。量が少ないのに800円とかして、

高いな~と思ったけど、あんこがとてもおいしかったので満足。

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旦那はワラビもち。ヨモギが入っていたようで色が濃い!

おいしそう。

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その後、とってもいい出会いととっても嫌な出会いがありました。

嫌な出会いは、私が感じた接客ワースト1に輝いてしまうほど

最低最悪。あたしゃ、ああいう接客許せない。

うん、嫌な出会いのほうを先に話します。

そこは三千院に向かう途中の坂道のおみやげ屋さんの一店。

だんなは京都の名所にはいい七味屋があると思ってて、

色々とみていた。で、ある七味屋さんで見ていたら、

お店のおばちゃんが来て、もうそりゃね、まったく隙を

あたえず、ものすごく一方的に説明を。大原は紫蘇が有名だから

紫蘇が入っていて八味とか、爽やかさを出すために柑橘類の皮も

入っているとか、云々。もう二人黙ってるしかないというかんじ。

あまりにも長い話で、それは店とお客とのコミュニケーションではなく、

店側の一方通行。それだけで苦痛だったんだけど、

旦那が結局おいしいと思わなくて、話が終わった隙をみて「今日はいいです」と

くるりと背を向けた瞬間。

おばちゃん、「買わないんですか?あ、そうですか」と表情が険しくなって、

フタのようなものを

バチーン!!!!

と両手で渾身の力で机に叩きつけた。

それはそれは恐ろしいもので、

ちびりそうでした。

旦那はみてなかったけど、

私はもろに見てしまった。

「お客がえらい」なんて思わないし、

こちらが積極的に質問しといて買わない~とかだったら、

店側が残念な表情をするぐらいなら理解できる。

だけどさ、私達は見てただけなのに、おばちゃんが一方的に

話しかけてきただけなのに、いいですと言った瞬間

態度をころりと変えるってあんた何!!

しかも物に当たるなんてね。

あんな露骨に表情だすなんて、子供だってしないよ!!

と言えない、気の弱い私。あ~自分が嫌い。

本当、ひどい店でした。京都は観光地なのに

そんなことしていいのだろうかね。インフル騒動で

もしかしたら売上げが減ってイライラしていたのかもしれないけど、

そりゃないってもんでしょう。完全に潜在顧客を失ったよ、おばちゃん。

店名は覚えてないけど、

漬け物やさんとポン酢やさんの間ぐらいにある店。

三千院はまた来たいけど、もう絶対その店はのぞかないし、

三千院に行くという人がいたら、そのおばちゃんの話は伝える。

作り手の姿勢は商品にきっと影響する。だからきっと美味しくないと

も思うよ。

ふー。

さ、気を取り直して、いいお店の方を(笑)。

いいお店は漬け物屋さん「志ば久」さん。

試食した「刻みしばづけ」はよくある、何か添加物のかたまりみたいな、

カーッとする辛さ・しょっぱさがなくて、優しい。

で、色々試食したら柴漬けと大根の漬け物がおいしかったので、

友達のお土産用と自分用を購入。

で、大原の紫蘇が決め手と言うので、

色々聞いていると、気のよさそうなおじちゃんが

奥から出てきて、「紫蘇には寒暖差があるところがよくて、

大原がそう。寒さ・暖かさに対抗して紫蘇が強くなり、香味分が増え

肉厚になったりするんだよ。実際そういう調査をしたとき、

大原が一番香りがよかったんだって」と。

もうさ、あたしゃこういう話大好きでね、あまりにも感心している私をみて、

「1分ちょうだい。紫蘇を見せてあげるから」と店の裏の紫蘇畑に

連れて行ってくれた!お願いしてないのに、なんてうれしいハプニング!

アドレナリン出まくりデス!

紫蘇にも品種があって、漬け物で使われている

赤ジソはちりめん種というもので、葉がちぢれているもの(だったはず)

とかおっちゃんが説明してくれて、葉をちぎりながら香りを嗅がせてもらう。

確かに強い香味。おっちゃんはそのうえ「今日の薬味に使うといいよ」と

畑から青しそを一束とってきてくれた!

あ~もうすごく楽しい。最高ですおっちゃん!

「お客さん、紫蘇に関心があるようだったからね。ちょっと大原の紫蘇

を知って帰ってほしくてね」とのこと。とても温かい出会いだった。

ちなみに、これはおっちゃんの畑じゃないけど、大原には紫蘇畑がたくさん。

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紫蘇はおっちゃんのアドバイスどおり、帰宅後水にしばらくさしていたらシャキッとして

おいしかった。晩ご飯の冷麺にいっぱいつかいました。本当にありがとう。

そのほか、ポン酢専門店でポン酢を購入。豆腐にポン酢やいろんなドレッシング

をかけて、次々出してくれて、さっきの七味ばばあ←口が悪くてごめんなさい、おほほ。

を思い出し、「これは何か買わないと」という恐怖感さえ生まれて、1本購入した

というところもある。おいしかったからというのはもちろんだけど・・・。

七味の一件で、だんなと小さな喧嘩(あたしが勝手に切れただけだけど)に。

旅行中の喧嘩はいやだね。

で、その後、朝市の次に本命だった味噌屋へ!

三千院の反対側の寂光院の傍にある「味噌庵」さん。

京都でも有名なところで、1年熟成・2年熟成の味噌のほか、

塩の味噌など色々あると、めずらしく事前リサーチ。

1年ものと2年もののみそ汁も試飲したけど、

うわー、メッチャ上手い!!!日本の発酵文化凄いぜ。

味が琵琶湖ぐらい深い、味噌と出汁の完璧な結婚ですわ(彦麻呂風)。

2年物は200gぐらいで1,600円と安くはないけど、買う価値あり。

しかも、いま出ているものはもうすぐ3年物になるというから、

買ういいタイミングなんじゃないかな。

そのあと、旦那の希望で足湯カフェに。

私はまだプリプリと怒っていたけどね・・・。

すべては七味ばばあのせいだ・・・←言葉が悪くてごめんなさい。

おまけ

●ある日の旦那さん弁当

(牛肉と菜っ葉のいためものなど、ありもので揃えた弁当)

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●ある日の旦那さん弁当

(ブリ照り焼き。旦那が大好きなので。冬の魚だけど、

いいじゃない)

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●ある日の晩ご飯

(豚バラ塩焼き。豚は敬遠されがちだけど、豚のビタミンって

適度にとらなきゃね。沖縄の市場の豚肉屋のおばちゃんの受け売り。

あのおばちゃんもいい出会いだったな~)。あとはヒジキと大豆の炊いたんなど。

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●ある日の晩ご飯

唐揚げといっても、オーブングリルで焼いているので

油はつかってません。ちなみに鳥皮も全部とってます。

色は悪いけど、大根のサラダもレタスと一緒にどうぞ。

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●ある日の晩ご飯

(野菜和風バーグ)。人参2分1、ピーマン2個、タマネギ2分1など

野菜たっぷり。ミニハンバーグも作ってお弁当用に。うちは焼いて余熱を

とったら冷凍します。お弁当の前日夜から冷蔵庫で解凍し、

朝は殺菌の意味もあってちょっと温めるだけ。楽チン。

御飯は、塩昆布と鰹節とみょうが、ネギなどの薬味を混ぜた御飯。

さっぱりしておいしい。

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●今朝の旦那さん弁当

(以前につくっておいた唐揚げ。一部を甘酢に漬けて、汁ごと冷凍。

味がしみていいです。あとはタマネギとしいたけのポン酢いため。

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フジの花はセクシーだった。

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フジも今週で終わりらしく、フジの名所として知られる

宇治の平等院に再度いってきました。

改めてじっくりフジを見ていると、この花って相当セクシーな気がする。

まずさ、この淡い紫。風が吹いて「サワサワー」って動くとき、

フワッと香水のような花の香りがする。

しかも幹がくねくねして、女体みたいって思う私はおっさんか。

自己主張も強くなくて、どちらかというと周り(この場合平等院)を

たてる感じ。

フジのような女になりたいものだ。

ツツジの方が色が派手なのに、やっぱりみんなフジが好き。

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この日は雨だった。でもフジって雨の日の方が持ち前の

色っぽさを発揮する気がする。「水もしたたる~」というやつか。

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やっぱり宇治に来たので、お茶は基本。

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ポストも茶壺。ただ、ちょっと入れにくそう。

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ちなみに、宇治川のそばには山吹も。山吹って色が鮮やか。

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平等院の帰り、伏見稲荷にも寄ってきました。

伏見稲荷といえば、狐=お揚げ。ですが、実は「すずめ焼き」

「うずら焼き」も有名だ。なんでも伏見のおいなりさんは

農耕の神なので、農業の邪魔をする、すずめを食べる習慣ができたそうだ。

豊臣秀吉も好んで食べたらしい。

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こちらは「うずら焼き」。すずめより断然おいしい。肉がギュッと

しまってて、短角牛みたい。しっかり噛むと旨みがでる。値段も

すずめの2倍近い。

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ハートランドの生って珍しいよな。京都初かも。すずめ焼きも

うずら焼きも結構おいしかったけど、そば・うどんはまずかった。

そばの汁が濃すぎて、麺ものびのび。非常に残念。

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伏見稲荷です。鳥居が千本あると聞いていたので、

旦那と手分けして、数えた(笑)。千本以上っていうか

1万以上あるよね~という結論になって途中で止めた。

後で調べると千本は最初の部分だけで、後半の鳥居はノーカウントらしい。

意味がよくわからない。

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おまけ

今朝のお弁当

(オムライス弁当。ピーマンをボールに入れて電子レンジ。

そのボールの上にお皿を載せて、サランラップをひき、その上に

薄く油をひいて、マヨネーズを少量入れた溶き卵を流す。

ボールに御飯を投入して、バター少量、魚肉ソーセージなど適当に

入れて、ケチャップ投入し、ケチャップライスの完成。で、先ほどの

薄い卵焼きの上に御飯を載せて、サランラップごとくるっと巻く。

超楽チン・失敗・洗い物なしのオムライス。今日はちょっと小さくなって

しまったので、チキンライスをギュギュッと詰めてしまった( ̄Д ̄;;

その他のおかずは、ほうれん草としらすと薩摩揚げのサッと炒めなど。

前回作り置きしていた、鳥団子は「ニラの味が強くてお弁当にはちょっと・・」

と旦那さんに不評(笑)。スープに入れてしまおう。

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今日の晩ご飯

牛タタキサラダとブリの照り焼き。旦那に御飯をもらせると

盛りすぎて、あまりにも美しくない。。。まあ、いいけど。

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「互いが逆方向にいくから、倒れへん」

Photo_4底冷えするある日。京都の象徴ともいえる東寺にいった。

東寺の五重塔は通常、中は見られないのだが、

たまたま内覧ができる期間に参拝。

やったね。

東寺の五重塔は日本で最も高い木造建築物で約60mもある。

(ちなみに日本最古は奈良の法隆寺の五重塔)。

883年に竣工して以来、4回も焼亡しているのは

雷がおちやすいほど高かったためだそうだ。

内部に入ると中央に大きな柱・心柱があり、これは大日如来に

見立ててある。その四方を囲むように、中央の須弥壇上に4つの如来さんが鎮座。

ボランティアガイドの方と思われる方が3名いらっしゃって、

内覧者に説明していた。

たまたま入った時の担当してくれたおじさんは、

ジョークも交えながら軽快に話しを進める。

一番興味深かったのは耐震構造。

「実はこの五重塔。各層の柱が微妙にずらして積んである。

ちょうど積み木みたいに積まれてて、木材同士も単純な釘打ち程度でしかつながってない。

この構造だと例えば下の階の柱が右に動けば、

その上の階の柱が左に動き、全体がバランスを取りながら震動に耐えるため、

倒れることはないんです。

家庭も一緒。うちはかみさんが右といえば、私が左でよく衝突する笑。

互いに逆方向へいこうとするから、家庭が崩壊するということはなく、

むしろ頑丈なんですわ笑」

なるほど。

妙に納得。だから我が家も喧嘩が絶えないのか。

帰ったら相方に早速話そう。

それにしても、こういう構造を「柔構造」というらしいが、

どこの国で考えられ、どう日本に伝播したんだろうか?

さすがにそれはおじさんもわからなかった。

2011年に竣工予定の東京・押上の電波塔・東京スカイツリーも

この構造を採用しているそうだ。すごいね、考えた人。

1000年以上も後の時代であなたのアイディアを採用してるんだよ。

後世に残る仕事をしやしたな!もし日本人だったら、すごいな。

帰り際、境内の池に白サギかトキか、なんだかまったくわからないけど

真っ白な鳥が自分の姿を水面に映していた。

写真を撮られても特に気にする様子がない。

しばらくして、私の頭上を通り過ぎ、悠然と飛び去っていった。

何か神秘的な印象をうける東寺。

今度は桜が満開の時にこよう。

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